空の時 3

 

 日曜日、公崎の家を訪ねた。

そこには、自分とは違う男達が10人ほどいた。

観客席とでもいうのか、椅子が用意されている。

一体ここで、何があるのか?


 公崎が出てきて、これからショーを始めると言った。

公崎は、隣の部屋に行った。


 公崎が出てくる。

続いて美咲が犬につける首輪とリールをつけて四つんばいで登場した。

そして、いかにも熱そうなシチューが犬のエサ箱のような丸い器に注がれる。

公崎が美咲の頭を抑え、無理やりシチューを食べさせる。

美咲が熱がると、観客達は盛り上がる。


 さらに、細いロープを用意し、どんな巻き方をしてるのか、複雑な巻き方で乳房を包み込む。

公崎が美咲の股を開かせ観客に見せる。

美咲の目はとろんとして、無気力そうだ。

 公崎は、美咲が従わないと、タバコで根性焼きをする。

最後には、口の中にタバコを入れらた。


 

周りの観客は絶叫している。

どうして、美咲はこんなものを見せるのか?

俺は、悲しくなった。